名古屋ならではの地歌を伝える三品検校の貴重な音源
吉沢・小松・佐藤の三検校によって培われてきた中京の地歌は、三品正保(1920~1987)を経て今井勉へと綿々と伝えられている。三品検校と千代子夫人による『残月』は、吉沢検校(二世)の箏手付による名古屋ならではの『半雲井残月』。他の三曲は千代子夫人と今井勉による演奏。『深夜の月』は胡弓入り。
三品正保〈歌・三〉/三品千代子〈歌・箏〉/今井勉〈歌・三・胡〉
残月(半雲井残月)/月/深夜の月(胡弓入り)/寝覚の月
Masayasu Mishina(Uta.Sangen)/Chiyoko Mishina(Uta.Koto)/Tsutomu Imai(Uta.Sangen.Kokyu)
Zangetsu(Hankumoi Zangetsu)/Tsuki/Shinya no Tsuki(Kokyu iri)/Nezame no Tsuki