二十絃をライフワークとする吉村七重のアルバム
吉村七重〈20〉/安田謙一郎〈Vc〉/三橋貴風〈尺〉/永曽重光〈打〉
響きのなかで-二十絃箏のための〈北爪道夫〉/アルジラ-夢の時間-二十絃箏とチェロのための〈新実徳英〉/梢にて-二十絃箏のために〈池辺晋一郎〉/遥かなり、遭遇-尺八と二十絃箏のための作品99〈石井眞木〉/覡-二十絃箏と打楽器のための〈西村朗〉
鋭い感性が益々冴える吉村の二十絃箏の世界。四枚目のアルバムだ。個性溢れる作品をどれも理知的に仕上げている。チェロのハーモニクスとウィンドチャイム、箏の無調音(箏柱の左側を奏する)で始まる『アルジラ』はチェロとの絡みが面白く心地よい緊張感でクライマックスに誘い、箏のほぼ中央の絃が最も高い音に調絃されている『梢にて』は針葉樹の梢のような凛とした透明感ある音が印象に残る。是非聴いてほしい一枚だ。
Nanae Yoshimura(20)/Kenichiro Yasuda(Vc)/Kifu Mitsuhashi(Shakuhachi)/Shigemitsu Nagaso(Dagakki)
Hibiki no nakade-20genkoto notameno(Michio Kitazume)/Arujira-Yume no Jikan-20Genkoto to Chiero notameno(Norihide Niimi)/Kozue nite-20genkoto notameni(Sinichiro Ikebe)/Harukanari sogu-Shakuhachi to 20genkoto notameno Sakuhin99(Maki Ishii)/Kamunagi-20genkoto to Dagakki notameno(Akira Nishimura)


