三味線協奏曲と重ね録りによる三味線九重奏曲
野澤徹也17枚目のアルバムは、三味線協奏曲集。「魂の絃」は吹奏楽との協奏曲で、ドラマチックな曲調。アメリカ人作曲家による「波涛の飛沫」は、平家物語「壇ノ浦」をモチーフにした作品。終曲「九重」は杵屋正邦作曲の三味線九重奏曲で、全パート野澤本人の演奏による重ね録り。
野澤徹也〈三〉/ミュゼ・ダール吹奏楽団/オーラJ(三・笛・笙・尺・琵・20・17・鼓・打)/他
三味線協奏曲〈川崎絵都夫〉/魂の絃─三味線と吹奏楽のための協奏曲〈江原大介〉/When the Waves Clash─波涛の飛沫〈コリーン・シュムコー〉/三味線協奏曲〈三木稔〉/九重─三絃九重奏曲〈杵屋正邦〉