日本語の歌曲と邦楽器が美しく融合
ソプラノ歌手・横山政美が池上眞吾作編曲の邦楽器伴奏による作品を歌ったアルバム。横山の出身地である滋賀県に因んだ3作品を含む8曲は、いずれも声楽と邦楽器のコラボレーションのために作られたもので、日本語がまっすぐ耳に届き、美しくかつ物語としてわかりやすい。
横山政美〈Sp〉/池上眞吾〈箏・胡〉/大河内淳矢〈尺〉/冨田慎平〈打〉/日吉章吾〈箏・胡・語り〉/吉澤延隆〈17〉
組曲「はるかなる想い」薪能葵上に寄せて─紅い火・葵上/波間に消えた恋─「琵琶湖伝説」より/おわら幻想〈以上伊豆裕子作詩〉/余呉湖の羽衣伝説〈三田村正子作詩〉/三井の晩鐘─画家・三橋節子によせて〈木下宣子作詩・以上池上眞吾作曲〉/カッチーニのアヴェマリア/夜明けのスキャット/女一人〈以上池上眞吾編曲〉