「六段の調」作曲家の波乱に満ちた生涯にせまる!
邦楽ジャーナル誌で「邦楽用語きほんの“き”」を連載中の釣谷真弓が、2008年に刊行した同名書に新たな証言・調査・写真を加えた新版。箏曲家でもある著者が、謎につつまれた八橋検校の実像を描き出す!
お菓子の八ッ橋との本当に関係は?/諸説ある生国と没年齢/なぜ江戸に下ったのか?/筑紫箏との出会い/なぜ三味線を捨て箏に転向したか/妻子はいたのか/内藤風虎との関係は?/なぜ平藩からリストラされたか?/平調子を考案した理由/《六段の調》の謎/組歌と数字の謎/見え隠れする女の影/晩年とその後の八橋流(四六判・224頁)
釣谷真弓〈著〉