生田流箏曲の楽器・楽理・技術から歴史まで網羅した一冊
1986年初版発行、生田流の箏曲を学ぶすべての人におくる名著が加筆・修正を経て再登場! 著者は、宮城道雄・喜代子・数江に師事、宮城作品のシリーズコンサートや関連CD・楽譜発行を継続して行う安藤政輝。わかりやすい解説と豊富な説明写真で、基礎知識から歴史まで生田流箏曲のすべてを概説する。
楽器篇─箏のできるまで・箏の選び方・糸締めの実際/楽理篇─箏曲の特色・音名対照・箏の調子・基音を取る道具・調子関係図・効果的な調絃法/技術篇─座り方・親指の基本奏法・中指の基本奏法・効果的な練習法・押し手・転調による柱の移動・歌い方の基本・十七絃・マナー/歴史篇─箏と琴・賢順と筑紫箏・八橋検校・箏組歌・段物・生田検校と生田流箏曲・生田流と山田流との比較・替手式箏曲・明治新曲・学校教育と箏曲(B5判・254頁)
安藤政輝〈著〉/吉川英史〈監修〉