都山流の流祖 初代中尾都山の生涯を一冊に!
尺八の一大流派・都山流の流祖 中尾都山(1876〜1956)の生涯を、綿密な調査を基にまとめた一冊。都山流尺八楽会の会報に6年にわたって掲載された連載記事に加筆・再編集したもの。都山流本曲がどのようにして生まれたのか、また宮城道雄など同時代の演奏家との交流など、明治〜戦後にかけての邦楽界の歴史を知ることができる貴重な読み物だ。
出生から虚無僧修行に出るまで/虚無僧修行から指南休止・再開軒まで/再開軒から楽譜出版とその影響まで/流組織の整備から東京進出まで/東京進出から吹奏活動停止まで/吹奏活動停止から没するまで/他(A5判268頁)
森田柊山〈著〉