「最後の瞽女」の最後の弟子によるノンフィクション!
「最後の瞽女」小林ハルの最後の弟子・萱森直子が、師との交流を温かい文章で綴ったドキュメント。弟子として、また同じ演奏家として、身近にその芸に触れた者にしか書けないリアルが随所にちりばめられている。YouTubeで視聴可能な参考音源リスト付き。
萱森直子〈著〉
旅のはじまり「こんなばあさんから唄を習いたいなんて物好きだの」/道はつづく、奥深くへ「さずきもんさえ大事にしてりゃなんとかなるもんだ」/別れ、そして旅はつづく「おめと一緒に旅したかったもんだ」/参考音源リスト(四六判・264頁)